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2017.09.12 Tuesday

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    木に集まる鳥たち

    2006.07.15 Saturday

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      私が見たその木には、一匹のカラスがとまっていた。

      あたりは静かで 風がそよぐ音と花が揺れる音だけ。



      しばらくすると

      パタパタともう一匹が木にとまった。


      すると

      またもう一匹。さらにもう一匹。

      会話をするでもなく、ただ 同じ木にいる。



      カラスも人も 同じなのかもしれない。



      帰る場所があるから、飛び立てるのかもしれない。



      そう感じた午後だった。




      灯る ことば

      2006.07.10 Monday

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        本物の光

        2006.07.06 Thursday

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          真っ暗な、山の中。


          他にいっさいの光はなく

          彼らの会話だけが灯る


          きっと、この世界で一番自然な

          一番やさしい 光


          暗闇が
          愛おしくなる


          ふわり ふわり


          彼らのささやきをそっと
          耳を澄まして
          目をこらして

          ずっと聴いていたい夜だった

          海の星

          2006.07.03 Monday

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            ある時ぼくは 


            海に落ちた


            ぽとっ と落ちた



            憧れていた海の中

            お日様の光を浴びて輝く水面


            その下から空を見た


            父さんが言ってたのは
            本当だった


            ぼくがいた場所は

            とっても美しいところだったんだね


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