凧おじいさん。
2015.10.21 Wednesday
秋は空が高い、と感じる。
そんな時にはある日のことを思い出す。
凧をどこまでも高く高く、あげているおじいさんに出会った日。
澄んだ空で風のある日に、自作の凧をいくつも持って、橋へ向かう。
赤い、宇宙人みたいな形の凧が、
とてもよくあがっていた。
こどもの頃、凧を親に持ってもらって、
一生懸命走ってなんとか空にあげた思い出から、
凧を飛ばすには走らなければならないと思っていたけれど。
ベテランのおじいさんは、
ほとんど走らずに、ぐんぐん凧をあげていったから驚いた。
え、、そんなに長いの?!おじいさん攻めますね。。!!
と思うくらい、ものすごい長さの凧糸。
圧巻のその出来事は、今でも鮮明に覚えている。
驚く私に、満足気のおじいさん。
凧について、いろいろ教えてくれた。
好きこそものの上手なれ。
その言葉がぴったりだ。
秋になると、思い出す、凧おじいさんの事。
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