「ことほぐ」展
2015.11.19 Thursday
俳優の佐野史郎さん、小説家の柴崎友香さんと共に、
りす写友会のメンバーとして、
奈良県での写真展に参加しています!
今回の為に、撮り下ろした写真を展示しています。
今回は、全員パノラマ写真で、「ことほぐ(寿ぐ)」をテーマに、
作品をつくりました。
縦だと掛け軸のような、
横だと巻物のような。
日本に昔から根付いているフォーマットですが、
なかなかプリントして、展示することはないかと思います。
いろいろな表現があって、
とても面白い展示になっています!
私は今回、78歳の節子さんを撮影した作品を展示しています。
タイトルは「虹色の節子さん」
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
人にとって、寿ぐ、お祝い、
と思うことはそれぞれだ。
78歳の、節子さんにとっての寿ぐは、今。
自由で何でも出来る。
一人で何処かへ行くのが好き。
ずっと茶色に染めていたのを3年前にやめた。
真っ白だった地毛に、虹色をいれた。
好きな本を片手に、行ってみたいところへ行く。
地方で大好きな花でいっぱいの美容室を経営し、
バリバリ働いて子育てをしていた節子さん。
......(中略)
節子さんは言う。
60歳を過ぎてからは、おまけの人生。
だから、めいっぱい、好きなことをするの。
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
りす写友会写真展「ことほぐ(寿ぐ)」
2015年11月10日(火)〜29日(日)
奈良県立図書情報館2階メインエントランスホール
〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地
TEL : 0742-34-2111 (代表)
りす写友会:
小豆沢茂、伊東俊介、小川功、鍵岡龍門、清永洋、小宮山さくら、
佐野史郎、柴崎友香、Tsukao、藤谷文子、藤本智士、船寄剛、山本彩乃、吉村英紀
凧おじいさん。
2015.10.21 Wednesday
秋は空が高い、と感じる。
そんな時にはある日のことを思い出す。
凧をどこまでも高く高く、あげているおじいさんに出会った日。
澄んだ空で風のある日に、自作の凧をいくつも持って、橋へ向かう。
赤い、宇宙人みたいな形の凧が、
とてもよくあがっていた。
こどもの頃、凧を親に持ってもらって、
一生懸命走ってなんとか空にあげた思い出から、
凧を飛ばすには走らなければならないと思っていたけれど。
ベテランのおじいさんは、
ほとんど走らずに、ぐんぐん凧をあげていったから驚いた。
え、、そんなに長いの?!おじいさん攻めますね。。!!
と思うくらい、ものすごい長さの凧糸。
圧巻のその出来事は、今でも鮮明に覚えている。
驚く私に、満足気のおじいさん。
凧について、いろいろ教えてくれた。
好きこそものの上手なれ。
その言葉がぴったりだ。
秋になると、思い出す、凧おじいさんの事。
虹のように消えてゆくきょうも 午前0時で明日につながっている
2015.09.22 Tuesday
ヒカリエでやっていた山田かまち展。
たまたま通りがかって、懐かしくなった。
中学生の時だったか、山田かまち展が地元でやっていて、
友達と観に行った。
17歳でエレキギターで感電して亡くなってしまったかまち。
幼いころから絵の才能があり、音楽にものめり込む。
彼の詩も、絵も、すべてからかまちの声が聞こえるかのような、
熱量のあるものばかり。
圧倒されながら観た事が鮮明に思い出された。
「 虹のように消えてゆくきょうも
午前0時で明日につながっている 」
この言葉が、なぜかとても心に残った。
そんなふうに、肉体がもうこの世になくても、いろんな人達の心に生き続ける。
それって、とても幸せな事だと思う。
そうなれるように、日々を生きて行こうと思った。
気づかいルーシー。
2015.08.24 Monday
友達のシンガーソングライター、森ゆにちゃんが演奏で出演している、
舞台「気づかいルーシー」を観に行きました。
なんとも爽快な舞台!
原作:松尾スズキさん
脚本・演出:ノゾエ征爾さん
ということで、面白くない訳がない。
原作がぶっとんでいますが、
役者の方々の個性が光っていて、
舞台上での生演奏もとても良くて、、!
こどもも大人もゲラゲラ笑える、あっという間の80分です。
これは行って観ないと体験出来ない爽快感です。笑
8/30まで。池袋の東京芸術劇場にて。ぜひ☆
「気づかいルーシー」
https://www.geigeki.jp/performance/theater091/